『コンプレックス』の塊でも諦めるな!劣等感はいらない!
『コンプレックス(complex)』。心の状態や経験から、行動や感情が結びついた状態。しかし現代日本では「コンプレックス」はほとんど「劣等感」と同義語にされてしまっている。だからどんな事柄も「コンプレックス」となってしまう。普通の「趣味」でさえ「フェチ」と混同されるのと同じ様に。キミにも「コンプレックス」はあるだろう。キミは自身の中に幾つの「コンプレックス」を抱えているだろうか?女性に対して積極的になれない、ダメな女性ばかり好きになってしまう、女性が怖いなど、男性が女性に対して持つ「コンプレックス」は非常に多い。「コンプレックス」から立ち直れず、女性を避けるようになった男性もいるのではないだろうか?しかし「コンプレックス」は二度と消えないものだろうか?例えば「ダメ女ばかり好きになる」「不幸な女性を救いたくなる」という傾向を持ち、そのせいで多くの失敗を経験した男性は『カメリアコンプレックス』『メサイアコンプレックス』が関係しているかもしれない。『カメリアコンプレックス』は小説「椿姫」の登場人物カメリアから取られている。商売女で罪深いカメリア。ここからどんな女性であっても、ムリをしてでも救い出したくなってしまう男性心理や行動をそう呼ぶらしい。『メサイアコンプレックス』は「メシア(救世主)」から来ている。自身の抱える「不幸」を、「より不幸」な人を救済する事で「自分は幸福」だと錯覚させようとする心の動きや行動の事。どちらの「コンプレックス」も、自分自身を冷静に見つめられなくなり、心が逃げ道を探した結果とも取れる。特に『メサイアコンプレックス』は一瞬善行をしているようにも見えるが、結局は自己満足と、間違った方法で心を満たそうとしている。そんな行動を取る男性に、普通の女性ならば「信頼」を寄せる事はできない。「不安」を募らせるだけだ。恋愛だけでなく、人と向き合う事は簡単ではない。特に男女の間には「性交」という事柄が横たわっている。心身共に、より深い結びつきを必要とする。「見た目」や「性格」の他に、相手の「幸福」や「不幸」、「思想」や「理念」まで男女の恋愛には絡んでくる。そうなると、少しでも理解しよう、全てを好きになろうとムリをする事から、心の中で様々な軋轢が生まれるのだ。現代社会では様々な情報が飛び交う。「人はこうあるべき」「恋愛はこうあるべき」という実体のない啓蒙的な情報が我々を飲み込んでいる。それにより人は「完璧」を目指そうとし、そして疲弊してしまうのだ。『コンプレックス』は次々と産み落とされている。それは「上手くやろう」「これがこの世界では一番重要なんだ」と必死に思い込もうとしている我々が作り出しているのである。男女の間に、人間の間に、恋愛に、答えなど存在しない。上手も下手もない。成功も失敗もない。何も偽らずに他者と向き合うだけでいいのである。耳を傾けるべきは「実体のない無責任な情報」「劣等感を与える情報」ではない。自分自身の内なる声だ。自分だけに正直となる事で『コンプレックス』は「劣等感」では無くなる。失敗してもいいのだ。失敗を恐れず、自分の声を常に聞いてあげて欲しい。まずは「自分」と深く付き合って欲しい。
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